ユニークな神々が登場することで有名なギリシャ神話に、「ピグマリオン」という彫刻の名人が登場します。
彼は人間の女性に失望し、理想とする女性の姿を彫刻し、「ガラテア」と名づけて愛でていました。
「ガラテアはいつか本物の人間になって、僕は彼女と結婚する!」
と信じて疑わないピグマリオン。
彫刻の女性と結婚すると言い張るその姿は、少し滑稽というか、なんというか・・・。
彫刻が人間になるはずなど100%ありえませんが、彼は信じて疑いません。
そんな彼を見かねた美の神アフロディーテは魔法を使い、ガラテアを本物の人間にしてしまいます。
ピグマリオンは大喜び!
ガラテアと結婚しました。
めでたし、めでたし。
というお話です。
どこか滑稽なお話ですが、非常に重要なことを示唆しています。
「信じ続けること」
その重要性です。
このピグマリオンの名前を取った「ピグマリオン効果」というものは有名な話です。
「この子は絶対伸びる! 素晴らしい可能性を秘めているんだ!」
と接した子どもはそのとおりの結果になり、
「この子はダメだ、どうせ何をやってもうまくできないんだ」
と思って接した子どもはその通りになるというアメリカの実験結果があります。
先生と生徒、親と子、上司と部下・・・。
様々な関係において、指導する側が心をしっかりと持つ。
大切な気づきを与えてくれる神話と実験結果です。


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