【塾屋の学習アドバイス4】危機感をリアルに思い描いてみる

塾屋の学習アドバイス

親の庇護のもと生活している子供たち。

やがて自分の頭で考え、自分で決断し、自分で行動しなければ生きていけなくなると気づくとき、ラベルとしての「学歴」はもちろん、本質的な思考力、判断力、感性が拠り所となります。

その時になって「もっと勉強しておけばよかった~」と気づいても遅いわけです。

ぬるま湯状態の現在では想像もつかない厳しい世界が待ち受けているわけですが、それが実感として湧かないので今ひとつ勉強に身が入らない子どもがいるのかもしれません。

世の中には自分の欲望を抑えきれず、自分の頭で考えず失敗した例がたくさんあります。

ちょっと刺激が強いかもしれませんが、そういった失敗事例を学ばせることは、親の監督のもとであれば時に必要なのかもしれません。

私は物心ついて間もない頃、父親から「ナニワ金融道」や「夜逃げ屋本舗」といった映画を見させられたことがありましたが、「ちゃんとしないと人生大変なことになる」と背筋がひんやりしたことを今でも覚えています。

しくじり人生を疑似体験することで、まだまだ現実の自分には選択肢があるのだということを再確認してホッとすることと思います。

さすがにあれを見た一両日中くらいは、「まっとうに生きよう」と思いますから。

知識や忍耐力を身につけないまま社会に出て行くことがどれほど恐ろしいことかということを噛み締めると思います。

難しいのは、順調に一流大学を出たとしても、そのことに対する驕りがあり、その後の努力を怠ったことによる転落も大いにあるということ。

学校で教わること以上に、社会に出てからも学ぶことの方が多いのが現実です。

そういった大人になってからの学びは自分の成長に直結していることが分かるので楽しいはずなのですが、学生時代に「学ぶ体力」を身に付けていないとそんな気にはなれません。

勉強を面倒だと感じてしまうのはやる気がないことよりも「危機感」がないからなのかもしれません。

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