それぞれの学科でどのようなことを学ぶのかを見ていきましょう。
まず、学部についてですが、名称に「福祉」とついていない学部も存在します。例えば「社会学部」に福祉コースを設けているところもあります。(昭和女子大学人間社会学部社会福祉コースなど)
また、福祉をより広い視野から学べる公共政策学科(日本大学法学部など)、現代社会学科(茨城大学人文社会科学部など)、共生社会学科(敬和学園大学人文学部など)、コミュニティ政策学科(立教大学コミュニティ福祉学部など)といった学科名もあります。
心のケアに重点を置いている場合は福祉心理学科、心理福祉学科、心理子ども学科としているので関心のある方は調べてみましょう。
<福祉全般について学ぶ>
社会福祉学科、福祉学科、総合福祉学科、現代福祉学科、現代社会学科、人間福祉学科など。
福祉を広い範囲で学んでいきます。社会福祉士の資格を取得することができますし、大学によっては精神保健福祉士、介護福祉士の資格取得も可能です。
もちろん資格取得だけでなく、より広い視点で社会を見つめることができるように学びます。
<保険と医療分野の福祉について学ぶ>
医療福祉学科、健康福祉学科、スポーツ健康福祉学科、保健福祉学科、臨床福祉学科、健康福祉マネジメント学科など。
医療ソーシャルワーカーの主な仕事は、病院を訪れ、治療を受ける患者の相談に乗ること位であり、退院後も含めて、より良い暮らしを送れるように考えることです。病気やけがの治療は医師が行いますが、治療費や家族との連絡、生活に関する悩みは医療ソーシャルワーカーが相談に乗ります。退院後自宅をバリアフリーにするための相談や、入信したことで失業してしまった場合は生活保護などを含めた制度を紹介することもあります。
医療ソーシャルワーカーという資格があるわけではなく、あくまでもベースは社会福祉士や精神保健福祉士です。働く場所が病院に属し施設で活動することが多いので、医師・看護師とともに医療チームの一員といえるでしょう。そのために医学的な知識や現代の医療制度に関して学んでおく必要があります。
<児童教育における福祉について学ぶ>
教育福祉学科、児童福祉学科、子ども学科、子ども家庭福祉学科、心理子ども学科、子ども教育福祉学科など。
子どもの教育や福祉について学ぶ学科です。乳幼児保育や障がい児保育を学ぶと同時に、家族の在り方、家族への支援の仕方、地域での子育ての在り方についても学んでいきます。さらに子どもにまつわる健康、看護、栄養、運動などについても学び、子どもたちが心身ともに健康に暮らせるように手助けをしていきます。
<心のケアによる福祉を学ぶ>
心理福祉学科、福祉心理学科、臨床心理学科など。
自立した生活が営めないのは肉体的な不自由さだけでなく「心の問題」によるものもあります。精神疾患やストレスなど、現代はいたるところで心の問題が潜んでいます。
そういった人たちの支援として心理を学ぶ学科がこちらです。
福祉学と心理学の科目を両方学びます。対話による援助を学ぶためにカウンセリングの実習も存在します。
<参考文献>
なるにはBOOKS 大学学部調べ 社会福祉学部(ぺりかん社 元木裕)
栄養学部に興味が出てきたら、ぜひ手に取って読んでみよう!
・「なるにはBOOKS 大学学部調べ」シリーズの基本構成
- 〇〇学部について
何を学ぶのか
どんな人たちが集まってくる学部か
学んだことを社会でどう活かせるか
2、どんなことを学ぶのか
学科について
大学教授インタビュー
3、キャンパスライフについて
〇〇学部ならではの授業、活動
大学生1日の時間割
大学生インタビュー
4、取得資格や卒業後の進路について
卒業生インタビュー
5、〇〇学部を目指すにはどうしたらいいか
〇〇学部へのアプローチ方法がいくつも載っています
とても分かりやすくまとめてくれていますので、興味がある学部はぜひ読んでみてくださいね!


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