そもそも、なぜ勉強するのか・・・。
様々な考えがあっていいと思いますが、私なりの考えは以下の5点です。
①実際に将来使うから
②根拠のある自信を得るため
③問題を解決する力、困難を解釈する知恵を身に付けるため
<番外編>
④大きな志のために自分の知性を磨いておこう
⑤「人生の目的」のために学ぶ あなたの人生の目的はなんですか?
①実際に将来使うから
さっそくですが、クイズです!

A、B、C、Dの4つの点のすべてを線でつなぎます。
そしてつないだ線の長さが一番短くなるようなつなぎ方をしてみましょう。
ただしすべてを直線でつなぎます。

一番初めに思いつくのは対角線だと思いますが、それよりも短く結ぶことができるのです。
その答えがこちら。

これは高校3年生で習う微分の考え方を使います。
ではこれを実際の職場でどう使うのか?
この考え方を応用し、電子部品のプリント基板をつなぎ合わせる方法などを考えています。
最短距離を計算することで「コスト削減」を目指しています。(西成活裕:「とんでもなく役に立つ数学」)
またビッグデータを加工して、以下のような「ベン図」を前に議論することもあります。

企業広告の方法を考えるとき、使用デバイスの調査でスマホユーザーとPCユーザー、テレビユーザーそれぞれの親和性を調べ、最適な広告の打ち方を検討していきます。
例えばスマホユーザーとテレビユーザーの親和性が高く(スマホを見ている人とテレビを見ている人が被っている範囲が広い)、PCユーザーとテレビユーザーの親和性が低い(PCを見ている人とテレビを見ている人が被っている範囲が狭い)場合を考えてみましょう。
より多くの人に認知をさせたい場合はPCとテレビに広告を打ちましょう、何度も広告を表示させて刷り込ませたい場合はスマホとテレビに広告を打ちましょう、というような判断の基準にします。
(これはあくまでも簡単な使用例で、実際にはもっと複雑な統計学が用いられています。)
こちらも中学受験や高校1年で教わる単元の応用となります。
また仕事の進捗率や価格決定の際には小学5年生で習う「割合」の知識が必要ですし、統計資料を読み取るためには中学1年生の「資料の整理」に出てくる用語を押さえておく必要もあるでしょう。
つまり、企業の企画室では数学的な知識を活用して新商品の開発やマーケティングが行われているのです。
理系の知識だけではありません。
以前「文学部は役に立たない」というような論調が流行りましたが、実際に社会に出て働いてみるとそうとも言い切れない場面に何度も遭遇しました。
大事なことは「何を学んだか」よりもその知識を「どう活かすか」に関わっているのだと思います。
文系知識が社会に出て役立った実例は次回お伝えします。


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