問題が解けるようになる4ステップス、脳の特徴(諸説あり)に基づいた効率的な学習法を学んだところで、次はスケジュールの立て方を工夫しましょう。
よくあるのは、「いつ、何の勉強をどうやるか」の計画を立ててその通りに行おうとします。
ところが、思いのほか様々なことが起こり予定通りには進みません。
一度予定が崩れると途端にやる気を失い、一日の後半や週の後半は総崩れになる・・・、というような経験はないでしょうか。
そこで、スケジュールの立て方を工夫してみましょう。
ポイントをいくつか挙げてみますね。
1、「勉強できない時間」を先にピックアップ
2、1週間は月~金の5日で考え、土日は開けておく

1、「勉強できない時間」を先にピックアップ
まずは逆転の発想です。
「勉強する時間」を計画するのではなく、「勉強できない時間」をピックアップしてみてください。
計画は週単位で立てたほうが良いので、週間のスケジュール表を用意しましょう。
そこに「物理的に勉強できない時間」を書き込んでいきましょう。
寝ている時間、ご飯を食べている時間、お風呂に入っている時間(参考書を持ち込んでいる受験生もいますが)、学校にいる時間、部活動の時間、塾や習い事の時間、などを書き込んでいきます。
注意点としては、「物理的に」勉強できない時間であって、「勉強したくない時間」ではありませんよ。
趣味や娯楽の時間は一旦空白にしておいてください。
そうすると、意外と隙間時間があることに気づきます。
18時まで部活の生徒さんでも1日に4時間ほどは自由時間ができます。
土日はさらに空いている時間が増えますね。
もちろん、この開いている時間すべてを勉強に充てろとは言いません。
その中で1時間~1時間半程度、ポモドーロ・テクニックを2~3回回せる時間帯を勉強時間と決めてください。
その際勉強開始の時間が多少ズレることは構いません。
そしてやることをあらかじめ決めておきましょう。
基本はその日学校で教わったことの復習です。
以前の記事でもお伝えした通り、ウォータールー大学の研究によれば1日後に復習した場合、約10分で60分の講義を思い出すことができました。
さらに前倒して「その日のうちに」復習を行えば、さらに記憶に残りやすくなるでしょう。
そしてポイントとなるのは「予習」です。
時間がない場合は1科目10分でもいいので、明日の科目の教科書や資料集を見る時間を作ってください。
教科書を読んで理解できればOK、分からないところがあればそこにチェックをしておきましょう。
翌日の授業で先生がその辺りの解説を始めたら集中して聞いてください。
予習を行うのは、学校の授業を効率よく受けるための準備です。
初めて先生から聞くことをその場で理解するのはなかなか難しいでしょう。
また6時間も集中力が持たないでしょう。
したがって、あらかじめ理解できるところと理解できないところを明確にしておくのです。
自分の力で理解できなかったところに先生の説明が差し掛かったら集中して聞き、理解できているところは自分の理解と合っているか確認するつもりでリラックスして聞いてください。
このメリハリがつくだけで学校の授業の吸収率が大幅に上がることでしょう。
これは私の学生時代の経験もそうですし、大人になってから資格試験の勉強をした時にも大いに効果があった学習法です。
長くなったのでまとめます。
スケジュールを立てる際は週ごとに立てていきましょう。
「物理的に」勉強できない時間をピックアップしましょう。
空いている時間の無理のない範囲で学習時間を作りましょう。
基本はその日の授業の復習を行いましょう。
1教科10分でいいので予習をしましょう。
これらをしっかりこなそうとすると、1時間半から2時間は必要になると思います。
日々の学校生活や部活動などでだんだんとスケジュールがズレてしまうかもしれません。
そんなときのために、一週間の計画は月~金曜日で立てておきます。
土日で調整をするためです。
では土日の使い方について、次回考えていきましょう。


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